めいぜんぐらし

読んだ漫画やゲームの感想など垂れ流します

最近読んだ漫画:~2019/6

東京入星管理局 (1) 特装版 (MeDu COMICS)

こんにちは

今年も「次に来るマンガ大賞」が始まりました。Web部門はバズったもん勝ちみたいになってる感は否めないですが、逆にいえば推し漫画を布教するチャンスでもありますね。 

そんな訳で肋骨凹介先生の「宙に参る」をよろしくお願いします。

魔王城でおやすみ(11)

魔王城でおやすみ(11) (少年サンデーコミックス)

毎巻安定したクオリティのゆるコメディ。ジャンプにもこういうのあると嬉しいですね。

パトレイバーワイド版(1)~(11)完

機動警察パトレイバー(1) (少年サンデーコミックス)

いつかは読もうと思っていたけど、いざ読んでみるとめちゃくちゃ面白かった。

登場するキャラクタが多く、一見して複雑なシナリオが、巻を進めるごとにきちんとドラマの形で紐解かれていく様が読んでいて気持ちいい。

結構バラエティ色が強く、割と誰が読んでも楽しめると思います。

鉄腕バーディー(1)~(20)完

鉄腕バーディー(1) (ヤングサンデーコミックス)

こちらもゆうきまさみ先生のSFアクション。物語は地球の少年と宇宙人捜査官が融合してしまうところから始まり、複雑な人間関係がストーリーとともに進展していく様子が面白かった。

この作品もアクティブに行動する登場人物が非常に多く、徐々に動いていく物語の先が常に気になる作品。

星明かりグラフィクス(2)(3)完

星明かりグラフィクス 3 (ハルタコミックス)

天才と凡才の凸凹美大生コンビの漫画。3巻完結でスッキリまとまっているけど、巻毎に微妙に演出や雰囲気が違って読んでて楽しかった。

終盤の密度の濃い心情表現は必見。

パタリロ! 文庫版(1)~(50)

パタリロ! 50 パタリロ! (白泉社文庫)

不条理ギャグの名作、ちまちま読んでたのが読み終わった。

ファンタジー、人情、耽美など様々な要素が強いレベルで混ざり合っていて、読んでいて全く飽きない。

七つの大罪(37)

七つの大罪(37) (講談社コミックス)

魔神王戦、大団円...と思いきやまだ続く模様。ここからどうインフレしていくかは気になる。

オリエント(5)

オリエント(5) (講談社コミックス)

刀の試し編クライマックス。ここまででキャラ・設定の説明、謎の提示が一通り終わったので、次巻からは話が動きそう。

東京入星管理局(1)

東京入星管理局 (1) 特装版 (MeDu COMICS)

サイバーSF・ドンパチアクション。アクロバティックで濃いアクションと、「ぽい」喋りの中毒性がメチャクチャ高い。

1話は非常にまとまっていて、すっきり面白かった。

ダブル(1)

ダブル(1) (ヒーローズコミックス)

エキセントリックな天才と、その代役のふたりの役者の物語。表情の表現力が凄まじいレベルで、キャラクターの実在感が高い。

一見物静かで、劣等感も腹でこなしているような性格の鴨島(代役)が内に秘めている激情のギャップが魅力的で、ドラマとしても熱い。楽しみ。

水は海に向かって流れる(1)

水は海に向かって流れる(1) (週刊少年マガジンコミックス)

ままならない人たちのアパート暮らしを描いたヒューマンドラマ。

父親の不倫相手の娘と一緒に住むことになったり、話だけに注目すると割と重い。けれど、絵柄やキャラクターの可愛さでそんなに重く感じなかった。

根底に人間のダメな部分に対する愛情があって、優しい読み味が素晴らしいと思う。

この世界の片隅に(上)(中)(下)完

この世界の片隅に 上 (アクションコミックス)

戦争物という先入観があったけれど、読んでみるとそこまで戦争という要素の比重は高くなかった。むしろこの戦時という時代に、彼らがどう生き、人と関わり、人を愛したのかというところが真摯に表現されていて、心地よい読み応えがあった。

絵柄も可愛さの中にたおやかさがあり、素敵。

チェンソーマン(2)

チェンソーマン 2 (ジャンプコミックス)

頻発するパワーワード、展開の意外性が期待を裏切らない。

徐々に物語の幹が明らかになり、今後も面白くなりそう。
あとパワーちゃんがめちゃかわいいンゴねえ...。

サマータイムレンダ(6)

サマータイムレンダ 6 (ジャンプコミックスDIGITAL)

離島タイムリープサスペンス6巻。今巻は黒幕との直接対決もあり、非常に盛り上がってきている模様。展開のスピードが早く、スルスル読めてしまった。

後半の南雲先生の狙撃から慎平服毒までの流れが激熱。

ようこそ俺の世界へ

ようこそ俺の世界へ: 尾籠憲一 異色短篇漫画集?

胎界主の尾籠憲一先生の短編⑤、ようこそ俺の世界へ。

ヌルッとした読後感が良い。

シネマこんぷれっくす!(1)~(3)

シネマこんぷれっくす! 3 (ドラゴンコミックスエイジ ひ 4-1-3)

社会性0映画オタク達の映画トークコメディ。女の子がかわいい。黒澤さんがすき。

映画オタクを題材にした漫画の中では、クセが少なく読みやすかった。

本田鹿の子の本棚
大乱闘クラッシュファミリーズ篇

本田鹿の子の本棚 大乱戦クラッシュファミリーズ篇 (リイドカフェコミックス)

全力でふざけきっている短編集。 

ジャンクな読み味が中毒性を生んでいて、脳みそがおかしくなっていく。

デカすぎて体内に入らない殺人ウイルスで小1時間笑ってしまった。

 

今月はここまで

おしまい

 

最近読んだ漫画:~2019/4

こんにちは

就活もやっとひと段落して少し余裕が出てきました。去年もこの時期は卒論やら院の入学手続きやらでワタワタしてた様な...

年明けてからはずっと忙しくて死にそうでしたが、アイカツ!とWUGに支えられてなんとか生き残った感がありますね。アイドルコンテンツとMONACAは偉大だ。

漫画、最近読んだやつだと『ダンジョン飯』の表紙がメッチャかわいくてすき。あと『有害無罪玩具』は推していきたい。

魔法少女は死亡する

魔法少女は死亡する

魔法少女モノ...ではなく魔法少女モノを描いてる脚本家のお話。少し人生に疲れた時のモヤモヤとか、人間への愛おしさとか、将来への不安とか、雑多な感情がちょうどよく混ざり合って着地していく様が心地よかった。

足摺り水族館

足摺り水族館

すこし不思議でどこか既視感を覚えるpanpanya先生の作品集。初期の作品は現在と比べても世界観のアクが強くて、panpanya先生のファンにはたまらないと思う。装丁と紙も特殊で、リトルプレスみたい。

猫村博士の宇宙旅行

猫村博士の宇宙旅行

王道スペースファンタジー短編。設定も大筋もシンプルで、非常にスマートに構成されている印象。終始ハッピーな雰囲気で終わるのが短編として心地よかった。

七つの大罪(35)

七つの大罪(35) (講談社コミックス)

止まる所を知らない能力のインフレ感が読んでて楽しい。ストーリーの方もバンとエレインがクライマックスを迎えてめっちゃ熱かった。

聖☆お兄さん(16)

聖☆おにいさん(16) (モーニング KC)

今巻もめくりのパンチラインは健在。毎巻安心して読めますね。今度やる実写ドラマも楽しみ。

日々是平坦(2)

日々是平坦 2

平凡な高校生達のゆる〜い日常コメディ2巻。どこにでもありそうでどこにもない普通の青春がなんかすげーうらやましい。実際はこんな体験してないんだけど、どこか懐かしい様な気持ちになりますね。

進撃の巨人(28)

進撃の巨人(28) (講談社コミックス)

展開が容赦ない。もう流石に終盤なのかな?次巻の予告が結構衝撃だったので早く読みたい。

僕らの蟹工船

僕らの蟹工船 小林多喜二『蟹工船』より (ビームコミックス)

蟹工船パロのギャグ。耽美(?)さと不条理ギャグは『パタリロ!』っぽい。絵柄がかわいくてすきですね。

ベランダは難攻不落のラ・フランス

ベランダは難攻不落のラ・フランス (CUE COMICS)

表紙が気になって買ったやつ。予想に反したサラーーっとした関係性と雰囲気が特徴的だった。良かったけど、自分のツボからは微妙に外れてたかも。

うたかたダイアログ(3)完

うたかたダイアログ 3 (花とゆめコミックス)

漫才の様なテンポのラブコメ。ハイセンスな掛け合いが楽しい上にキャラクターの関係性がいちいち可愛いので読んでて嬉しくなっちゃいますね。

平穏世代の韋駄天達(1)

平穏世代の韋駄天達 1 (ヤングアニマルコミックス)

往年のファンタジーバトルWeb漫画がついに単行本化。ずっと待ってた。1巻は割とキャラクターと設定の紹介の側面が強いですが、メインはモノローグによる頭脳戦なので最近のハンターハンターとか好きな人向けな気がする。まだ天原先生の原作も新都社のサイトで読めるので、ちょっと読んでみると連載当時のネット漫画の雰囲気が感じられて面白いと思います。

Forget me not(1)

Forget?me?not(1) (モーニングコミックス)

ヴェネチアの女探偵マリエルの短編。軽妙洒脱な絵柄、キャラクター、雰囲気どれをとっても最高。好きすぎる。2巻...は出ないんだろうな...

甘々と稲妻(12)完

甘々と稲妻(12) (アフタヌーンKC)

甘々と稲妻、終わっちゃいました。めちゃくちゃ幸福で、感動的な〆だったと思います。いい漫画だ...

有罪無害玩具

有害無罪玩具 (ビームコミックス)

これも個人サイトからの単行本化。哲学的な思考実験が、わかりやすく漫画の形に落とし込まれていて、世界観に没入しやすい。読んでいるとどこか別の世界にトリップする様な感覚に陥る。単行本未収録の話も面白いのでゆっくり時間がある時に読んでほしいですね。僕が一番好きなのは虚人の夢です。

オリエント(4)

オリエント(4) (講談社コミックス)

『マギ』の大高忍の戦国ファンタジー。序盤は王道ファンタジーの皮をかぶっていましたが、徐々に大高先生の黒い部分と心理描写が出てきて読み応えが増しました。今後も楽しみ。

血界戦線 Back to Back(6)

血界戦線 Back 2 Back 6 ―Be quiet & Follow me.― (ジャンプコミックス)

血界戦線、オムニバスなのに毎巻このクオリティは正直凄まじいと思う。今巻も内藤ワールド全開で楽しませてもらいました。

凪のお暇(5)

凪のお暇(5) (A.L.C.DX)

人生に疲れたOLのリセットコメディ。今巻はスナックの強烈なキャラクターや展開の動きがわかりやすくおもしろかったですね。

はしっこアンサンブル(2)

はしっこアンサンブル(2) (アフタヌーンKC)

 工業高校の合唱部青春グラフティ。2巻はアクの強い3人のエピソードに決着がつき、きっちりまとまっている印象。キャラクターが増えたことで、木尾先生の強みである群像劇の部分がグンと出た気がしますね。非常に面白くなりそう。

惰性67パーセント(5)

惰性67パーセント(5) (ヤングジャンプコミックス)

ショートにしてからの北原さんがツボすぎて辛い。大学生のくだらない日常って、ありふれていて、愛しくて、儚いな、と思いながら毎巻笑わせて貰っています。

サマータイムレンダ(5)

サマータイムレンダ 5 (ジャンプコミックスDIGITAL)

孤島タイムリープサスペンス。割と終盤に向かっているのか派手なアクションシーンとエッジの効いた展開が増えてきてメッチャ刺激的。このまま綺麗にまとまってほしい。

チェンソーマン(1)

チェンソーマン 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

今最も推してる漫画。ジャンキーな画面とキャラクターの外連味、セリフのワードパワーで脳味噌が揺らされる。前作『ファイアパンチ』ではエキセントリックお姉さんポジだったトガタが急展開で読者の懐に飛び込んでくるギミックがあり、今作でもアクロバティックな展開に期待。

魔王城でおやすみ(10)

魔王城でおやすみ (10) (少年サンデーコミックス)

魔王城ゆるゆるコメディ。毎巻表紙がかわいくて本屋で見つけると嬉しくなっちゃいますね。

錦糸町ナイトサバイブ(2)

錦糸町ナイトサバイブ(2) (コミックDAYSコミックス)

ナンバーワンキャバ嬢を目指して田舎から錦糸町に出てきたがなんやかんやあって歯科助手をすることになった女の子のゆるゆるコメディ。ゆるっとした雰囲気と毒気のないキャラクターが読んでてホワホワする。

波よ聞いてくれ(6)

波よ聞いてくれ(6) (アフタヌーンKC)

今巻の帯にメディア化を匂わせる記載がありましたが、アニメ?もしくは実写ドラマかな。アニメよりは実写の方がありそうですね。どっちにせよ動いて喋る鼓田ミナレが見られるのは非常に楽しみ。

めしにしましょう(7)

めしにしましょう(7) (イブニングコミックス)

今巻もニンニクが死ぬほど入ったペペロンチーノやらフラクタル杏仁豆腐など料理のパンチが強すぎて笑いました。ストーリー的にはひと段落しそうで、そのまま終わってしまうのか続くのかちょっと読めないですね。銅蟲先生の会話シーンが凄い好きなので、続いてくれることに期待します。

きのう何食べた?(15)

きのう何食べた?(15) (モーニング KC)

実写ドラマがめちゃくちゃいい!特に内野聖陽さんのケンジが完璧ですね。中年で乙女心満載のカワイイおじさんを見事に実写で表現しきっているのが素晴らしいと思います。セリフに関しても、原作の高い密度をうまく実写に落とし込んでいて違和感がないです。すごく幸せな実写化だ。

BARARUSH(2)

バララッシュ 2巻 (ハルタコミックス)

アニメ制作に情熱を燃やす青年たちのヒューマンドラマ。 キャラ紹介的な1巻とは打って変わって主人公たちを取り巻く人間模様に焦点が当たり、読み応えが増した。

先輩の顔も3度まで

先輩の顔も三度まで

先輩後輩のグダグダコメディオムニバス。いつもよりえっち成分多目でしたね。適度にゆるいだべり芸にほっこりしました。

ダンジョン飯(7)

ダンジョン飯 7巻 (ハルタコミックス)

表紙がめっちゃかわいい!イヅヅミすこだ...。センシの過去が割と衝撃でハラハラした。イヅヅミすこだ...。イヅヅミすこ...

マロニエ王国の7人の騎士(3)

マロニエ王国の七人の騎士 (3) (フラワーコミックスアルファ)

岩本ナオさんの王国ファンタジー3巻。今巻で長男の眠くない(名前)のエピソードがひと段落。まだまだ謎は残りますが、熱く、しっかりまとまっていて面白かった。次巻も楽しみ〜

 

今年読んだ漫画を振り返る【俺マン2018】

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もうすぐ2018年も終わりですね.

個人的には年が明けたら就活とか研究とかやらないといけないので永遠に年が明けなくていいです.年の瀬といえば今年も「このマンガがすごい!」の発表がありました.今年のオトコ編は結構予想外からのランクインが多くてあまり予想が当たらなかったです.嬉しかったのは金剛寺さんは面倒臭い」の2位と,「我らコンタクティ」の19位ランクインですね.あとオンナ編1位の「メタモルフォーゼの縁側」もすごい好きです.おばあちゃんになっても好きなものを楽しめる人は魅力的ですね.

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今年は予想以上に忙しくて,読んだ漫画を端から忘れてたので,(歳か...?)今年ぶんのエントリを見返すとああこれ読んでたなとか,これ面白かったなとか再発見があって面白かったです.

そろそろ今年読んだ漫画まとめるか〜と思っていたら俺マン2018という企画をTwitterで見かけたのでついでに参加しようと思います.

 今年読んだ面白かった漫画を #俺マン2018 で呟くだけです.

 

 今年特に面白かった漫画

商業作品 

 二匹目の金魚/panpanya

二匹目の金魚

緻密な背景と気の抜けたようなキャラクターが独特の世界感を作り出している.不思議な論理で進むストーリーと,それを許容してしまう世界設定がどこかノスタルジックで,小学生だった頃の帰り道とかを彷彿とさせる.どの話もオチがちゃんとついているのがこの手の漫画の中で珍しく,面白いです.

スピーシーズドメイン/野呂俊介

スピーシーズドメイン 8 (少年チャンピオン・コミックス)

異種族日常ラブコメ.古き良き日常漫画の感じが踏襲されていてめちゃくちゃ面白い.

春と盆暗/熊倉 献

春と盆暗 (アフタヌーンKC)

エキセントリック女子とぼんくら男子の片思い連作集.独特のテンポで不思議と引き込まれる.

ゴールデンゴールド/堀尾省太

ゴールデンゴールド(5) (モーニングコミックス)

離島のマネースリラー.じわじわエスカレートしていく展開が面白かった.

25時のバカンス/市川春子

25時のバカンス 市川春子作品集(2) (アフタヌーンKC)

市川春子さんのSF短編集.表題作のストーリーとキャラクターの関係性がとても綺麗でした.

潜熱/野田彩子

潜熱 (2) (ビッグコミックス)

ヤクザと女子大生のラブストーリー.表情で魅せる表現力が凄まじく,登場人物の感情に強い説得力がある.

S.Flight/内藤泰弘

S.Flight 内藤泰弘作品集 (ハルタコミックス)

コミティアなどで発表されていた内藤泰弘さんの初期短編集.どの作品も漫画らしい絵柄で話もエモい.

東京喰種:Re/石田スイ

東京喰種 トーキョーグール : re 16 (ヤングジャンプコミックス)

東京喰種の続編,東京喰種:Reが今年完結しました.これまでの展開にちゃんと決着をつけながら大団円なのが非常に良かった.

サマータイムレンダ/田中靖規

サマータイムレンダ 4 (ジャンプコミックス)

離島タイムリープサスペンス.スピード感のある展開と戦闘描写で読んでて飽きない.来年も面白くなりそう.

金剛寺さんは面倒臭い/とよ田みのる

金剛寺さんは面倒臭い (2) (ゲッサン少年サンデーコミックス)

このマン2位のハイテンションラブコメ.セリフと表現の熱量が高く,脳みそに刺さる.

魔法が使えなくても/紀伊カンナ

魔法が使えなくても (フィールコミックス)

夢が叶わない男女の青春群像劇.キャラクターの関係性が丁寧に描写されていて,読後感が心地よい.

うなじ保険/平方イコルスン

うなじ保険

日本語が独特な平方イコルスン先生の短編集.不思議な会話からひねり出される関係性が素晴らしい.

凪のお暇/コナリミサト

凪のお暇 1 (A.L.C. DX)

疲弊したOLのリセットラブコメディ.ダメな人たちのままならない日常にあるちょっとした救いが大切に描写されてて面白い.

ランウェイで笑って/猪ノ谷言葉

ランウェイで笑って(1) (週刊少年マガジンコミックス)

ファッション業界が舞台の熱血ドラマ.展開のスピード感と熱量の高さが両立していて非常に少年漫画的.面白い.

累/松浦だるま

累(1)

美醜に翻弄される哀しい女の話.脚本が素晴らしく,特に中盤からラストまでは圧巻.画面の表現力も強烈で,非常に隙がない.めちゃくちゃ面白かった.

映画大好きポンポさん2/杉谷庄吾人間プラモ

映画大好きポンポさん2 (MFC ジーンピクシブシリーズ)

シネマ・クレイジー達の激熱ヒューマンドラマ.1に続きまとまりのあるストーリーと熱量の高い展開で非常に漫画力の高い作品. 

狂四郎2030/徳弘正也

狂四郎2030 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

近未来の日本が舞台のディストピアSF.割と下ネタがきついがSF部分はきちんと設定が練られていて面白い.

圕の大魔術師/原作:「風のカフナ」画:泉光

図書館の大魔術師(1) (アフタヌーンコミックス)

圕(としょかん)を舞台に駆け巡る大作ファンタジー.美麗な絵としっかりしたファンタジー感で作品として非常にまとまっている.

とんがり帽子のアトリエ/白浜鴎

とんがり帽子のアトリエ(4) (モーニング KC)

モーニング・ツーの王道魔法ファンタジー.ファンタジーとしての綺麗さだけでなくきちんとキャラクターの掘り下げがされていて面白い.

ドロヘドロ/林田球

ドロヘドロ(23) (IKKI COMIX)

ちょっと黒めの魔法ファンタジー.今年完結しました.完璧な大団円で,1巻から最後まで面白い話しかなかった.

ニュクスの角灯/高濱

ニュクスの角灯 5 (乱コミックス)

明治の日本,パリが舞台のアンティーク浪漫.悪戯っぽい絵柄が愛おしい.今年出た5巻ではキャラクター同士の関係にひと段落つき,今後の展開が楽しみ.

うたかたダイアログ/稲井カオル

うたかたダイアログ 1 (花とゆめコミックス)

ヤンキー(風)男子と不思議女子の日常グダグダラブコメ.絶妙に高すぎないテンションから繰り出されるボケとツッコミの密度がめっちゃ濃い.

東京入星管理局/窓口基

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MeDuで連載中のSFアクション.画面の密度が高く,脳髄で直接読むようなハイスピードアクションがエンタメとして非常に面白い.

チェンソーマン/藤本タツキ

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ジャンプの新連載.少年誌らしからぬダークなストーリーとハードなアクションが読んでいて気持ちよかった.強烈なキャラクター達も魅力.

宙に参る/肋骨凹介

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トーチwebの新連載.独自のテンションから紡ぎ出される斜め上のストーリーがきちんと着地していて,読後感がめっちゃよかった.

非商業作品

ミスティック・マンション/むび

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今年更新再開したゆるゆるクトゥルフコメディ.むびさんにしか書けない空気感で作品が満たされていて,めちゃくちゃすき.

map08団地のあゆみ/丸紅アパートメンツプレス

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コミティアで購入した団地にまつわる不思議な話の連作集.イラストとフレーバーテキストで構成されており,作品内で多くは語られない.洒落怖とか好きな人は好きかもしれない.僕はめちゃくちゃ好きでした.

しょうもな日記/ナクヤムパンリエッタ

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基本うんこの話.高いテンションと感情をそのまま漫画にしたような不条理さが脳みそをおかしくさせる.

北海道ウオアアーーッッッ!/ナクヤムパンリエッタ 

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北海道ルポ漫画.これも読むと頭が狂ってしまう.めっちゃおもろい.

の/赤井さしみ

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1,2ページ漫画の連作集.絵柄がめっちゃ可愛いのと短いスパンでまとまる話の完成度が非常に高い.

うそでも笑って暮らそうよ。/たいぼく 

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Vtuberの中の女と女の話.Vの中の女っていうのが逆説的になまもの感を醸し出していて,感情の密度が高い.

あたしとわたしが住む世界/だし子

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読後感が非常によかった一冊.双方向の関係性と感情が丁寧に描写されていて面白かった.

いけるとこまで/俊

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スピーシーズドメイン』の野呂俊介さんのオリジナル作品.10年代の日常系の会話がめっちゃ好きでした.ここから読めます

 

今年も面白い漫画にたくさん出会えました.謝謝.

最近読んだ漫画:~2018/10

映画大好きポンポさん2 (MFC ジーンピクシブシリーズ)

          

10月になって,仙台もだいぶ寒くなってきました.

うちの学生寮もこたつ布団を出したので最近はこたつから出られない人が続出しております.寮のいい所はこたつから出なくても漫画,ゲーム,アニメ,オタクが揃っているところですね.(そのせいでますますこたつと同化するわけですが...)

また10月は『楽園』の発売月でもあります.今号はpanpanya先生の芋掘りの話の展開が可愛くて面白かったです.あと最近気づいたのは『ぱらのま』のお姉さんがメチャクチャ可愛いということですね.表情がかわいいんじゃ...

 

 10月読んだ漫画

うなじ保険

うなじ保険

楽園で連載中の短編集.今回は恋愛の話が多めで,短いページ数で描写外の関係性を彷彿とさせるような表現が秀逸.

凪のお暇(1)~(4)

凪のお暇 1 (A.L.C. DX)

空気を読みすぎて疲弊したOLが仕事も彼氏もリセットしてお暇をいただくラブコメ.様々な二面性を持つ「人間らしい」キャラクターたちが魅力的でした.

不滅のあなたへ(8)

不滅のあなたへ(8) (講談社コミックス)

死なない主人公を取り巻くファンタジー群像劇.今巻は少年漫画的熱い展開が中心で面白かったです.

黒き淀みのヘドロさん(2)

黒き淀みのヘドロさん2 (it COMICS)

ヘドロ生命体のクラウネッサを取り巻くナーバス系日常ファンタジー2巻.今巻は独自言語を話す母娘のお話が中心です.全体を通してどこか心地よい諦念のような雰囲気に包まれているのが面白いですね.

オリエント(2)

オリエント(2) (講談社コミックス)

「マギ」の続k東洋バトルファンジー2巻.今回はヒロイン(たぶん)のエピソードでした.ヒロインの心理描写,特に葛藤がわかりやすく描かれていて,非常に説得力がありました.「マギ」でもそうでしたが,キャラクターの心理描写が非常に丁寧なので膨大なキャラクター数にもかかわらず一人一人の存在感があるんですよね.「オリエント」もこれからの展開が楽しみです.

ランウェイで笑って(1)~(7)

ランウェイで笑って(1) (週刊少年マガジンコミックス)

ファッション業界を舞台にしたヒューマンドラマ.とにかく展開が早くて熱い!話を動かすイベントが次々に起こるが,エピソード毎にしっかり纏められてる印象.モデル,デザイナー,パタンナー(初めて知った)とかいろんな職業の人たちの関わり合いみたいなのも興味深いです.

錦糸町ナイトサバイブ(1)

錦糸町ナイトサバイブ(1) (アフタヌーンKC)

No.1キャバ嬢を目指して上京した途端300万の借金を背負ってしまい,なぜか歯医者で働くことになった女の子のゆるゆるコメディ.夜の錦糸町に似つかないほど掛け合いや表情がかわいい.時々出てくる歯医者の豆知識も読んでて楽しかったです.

金色のガッシュ(1)~(33)完

金色のガッシュ!! 完全版(1)

伝説的少年漫画ですね.どのエピソードも涙なしには読めないほどですが,特にウォンレイが絡む話は本当に熱かったです.全部読めて良かった.

潜熱(3)完

潜熱 (3) (ビッグコミックス)

ヤクザのおじさんに恋してしまったJD(女子大学生)のラブストーリー,完結巻.これまでの展開を納得させる素晴らしい終わり方でした.この漫画は表情の表現力がめちゃくちゃ強くて,バチバチの感情がぶつかってきます.

累(14)完

累(14) (イブニングKC)

累,最終巻.これしかない,というラスト.脚本が強すぎる.ここまで非常に丁寧に組まれたストーリーに決着をつけるのは針の穴を通すような作業だったんじゃないかなあと思います.力強い描写との相乗効果で非常に面白い作品になっていて,読み応えがありました.

海も川もないので女子高で釣りしてみた(1)

海も川もないので女子高で釣りしてみた(1) (ガンガンコミックスONLINE)

海でも川でもなく女子高で釣りをする,というぶっ飛んだ設定の漫画.が,ふつーに釣りの専門用語(解説付き)とか出てくるのでそのミスマッチが面白かったです.あとキレのあるネタが読んでて楽しい.

花侍のサハラ

花侍のサハラ (ジャンプコミックスDIGITAL)

ジャンプGIGAで連載していたSFバトル.武器とか能力のシステムがかっこいいのと,ザ・少年漫画!って感じの熱い展開が面白かったです.この頃のGIGAは「ぎなた式」もやってたので非常に連載陣が強いですね.

呪術廻戦(1)

呪術廻戦 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

ジャンプ新連載のファンタジーバトル,呪術廻戦.まだ1巻しか読めてないのでなんともですが,面白いですね.今年のこのマンには入ってくるんじゃないでしょうか.

めしにしましょう(6)

めしにしましょう(6) (イブニングコミックス)

不条理めし漫画6巻.今回は急にリアル人(びと)である玉置標本さんがゲスト出演されていました.こういうのもこの漫画ならではの面白いところ.次巻あたりでぶち猫さん(料理ブロガー)とかが出るんじゃないかと睨んでます.

スピーシーズドメイン(9)

スピーシーズドメイン 9 (少年チャンピオン・コミックス)

別冊チャンピオンの亜人種ラブコメ,文化祭編.今巻はのっけからくっついたり,風森さんが吹っ切れたり強めのエピソードが満載でした.あとこの流れで行くと恵良さんが超頑張りそうなエピソードがくるのがほぼ確で,僕は泣いてしまうかもしれない...

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恵良さん,可愛いですね〜〜〜

(スピーシーズドメイン51話)

映画大好きポンポさん2 

映画大好きポンポさん2 (MFC ジーンピクシブシリーズ)

映画に人生をかけたキャラクターたちの激アツ・ドラマ.ストーリーのテンポの良さは失わずにキャラクターたちの感情を見事に描き切っている.読後感が本当に良くて,質の良い映画を見たような気分でした.面白かったです!

HUNTER×HUNTER(36)

HUNTER×HUNTER 36 (ジャンプコミックス)

もう話が全部理解できねえ...!(脳弱)バシバシ新しい念能力が出てくるので読んでて楽しいですね.文章は相変わらず多いですが,シナリオがきちんと整理されているのでウッとならずに読めました.

オリオリスープ(1)~(4)完

オリオリスープ(1) (モーニングコミックス)

四季折々の素材でスープを作る日常グルメ漫画...と思って読んでたら普通にドラマが強かったです.スープにフィーチャーしているグルメ漫画としても楽しめますが,4巻使って丁寧に関係性が描写されているのでしっかり読み応えがありました.

賢者の学び舎(1)

賢者の学び舎 防衛医科大学校物語 (1) (ビッグコミックス)

防衛医大で学ぶ学生たちの青春グラフィティ.1巻では「防衛医大という特殊な環境に、どう順応するのか?」という壁を通してドラマが作られていた印象でした.最初は設定の説明も必要なのでまあそうかなという感じですが,2巻以降でどう展開していくか楽しみです.

 

来月からは計画的に纏めたい…

最近読んだ漫画:~2018/9

サマータイムレンダ 2 (ジャンプコミックス)

知らないうちに前回書いてから4ヶ月たってしまった...

そろそろ記憶から読んだ漫画が消えそうなのでとりあえず書いていきます

 最近読んだ漫画

魔装番長バンガイスト

魔装番長 バンガイスト 1 (LEED CAFE COMICS) 

昔懐かしいヒーローアクションの文脈からバシバシ飛んでくるハイテンションシュールギャグが読んでて楽しかったです.

だがしかし(11)完

だがしかし 11 (少年サンデーコミックス)

だがしかし終わっちゃいましたね〜〜〜コトヤマ先生の細部へのこだわりが遺憾無く発揮されてた良い作品でした.終わり方も綺麗だったし.次回作が楽しみです

ゴールデンゴールド(4)

ゴールデンゴールド(4) (モーニングコミックス)

離島の福の神にまつわるファンタジーサスペンス.話自体の展開は早くないけど,じわじわ物語が動いている感じがドキドキして面白かった.要所要所でインパクトがあって,飽きずに読めますね.

アクタージュ(1)

アクタージュ act-age 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

最近のジャンプの中核を支える演劇マンガ.キャラが増えてからは展開に熱量と説得力が増したと思います.

かくしごと(1)~(5)

かくしごと(1) (月刊少年マガジンコミックス)

気になってたので読みました.久米田先生の作品はちゃんと読んだことなかったけど,清涼感ある絵柄とギャグがなんか合ってて面白かった.

虫と歌 25時のバカンス

虫と歌 市川春子作品集 (アフタヌーンコミックス)

25時のバカンス 市川春子作品集(2) (アフタヌーンKC)

やべえ短編を読んでしまった...!!!

オレオレ詐欺

オレオレ詐欺 尾籠憲一 異色短篇漫画集?

大人気漫画胎界主の作者,尾籠憲一先生の短編集2作目,オレオレ詐欺.独特の絵柄と無駄な説明が入らない話運びはもはやページをめくっているだけで楽しい.

 ヒナまつり(1)~(14)

ヒナまつり 14 (HARTA COMIX)

アニメが面白かったから読んだ.3年後アンズの破壊力に泣いた.ギャグがキレッキレで誰が読んでも面白いと思う.

サザンと彗星の少女(上)(下)完

サザンと彗星の少女 上 (torch comics)

トーチWebで連載してたスペース・オペラ.漫画というより児童文学に近い気もする.水彩で描かれた宇宙,没入感がすごくて新人とは思えなかった.最近あんまこういう漫画ない気がする.面白かったです.

潜熱(2)

潜熱 2 (ビッグコミックス)

ヤクザと女子大生の話.描いている感情のスケールの大きさがやばかった.あと表情の表現力が圧巻でした.台詞なしでやっても物語がちゃんと進行するんじゃないだろうか?ってくらい.

七つの大罪(32)

七つの大罪(32) (講談社コミックス)

俺がメリオダスだ...!!は今巻の爆笑ポイント.話自体はそこまで動いてるわけじゃないけど,アクションが気持ちいいので読んでて楽しいです.

不滅のあなたへ(7)(8)

不滅のあなたへ(8) (週刊少年マガジンコミックス)

不死の主人公にまつわるファンタジードラマ8巻.結構キャラ数多いのに,全部のキャラクターが生きてるのでは?ってくらい生き生きしている.キャラの魅せ方,シーン作り,ドラマの熱さどれをとっても隙がないですね.毎巻毎巻ちゃんと盛り上がりがあるのも読んでてメチャクチャ面白いです.

S.Flight

S.Flight 内藤泰弘作品集 (ハルタコミックス)

トライガン血界戦線の内藤先生の短編集.尖った絵柄とオシャレな話を摂取できるぞ.読後感が良かったですね.

BARARUSH(1)

バララッシュ 1巻 (ハルタコミックス)

1980年代の,アニメを作りたい青年の話.オネアミスとか実際の作品も出てきました.まだ1巻なので様子見ですね.熱くなりそうではあります.

ロッキンユー!!!(1)

ロッキンユー!!! 1 (ジャンプコミックス)

ジャンプ+で連載中のロック漫画.シーンの作り方がうまくて,話自体はまだそこまで動いてないですが,熱量を感じました.

駄目な石

駄目な石

平方イコルスン先生の短編集.味のあるセリフ回しは健在.線の太い絵柄も好きなので読んでて楽しいです.

新婚のいろはさん(1)(2)

新婚のいろはさん(1) (アクションコミックス(月刊アクション))

新婚夫婦のコメディ4コマ.秀逸な真顔ツッコミが面白い.話もキャラクターも可愛くて,幸せな気持ちになれました.

きのう何食べた?(13)(14)

きのう何食べた?(13) (モーニング KC)

相変わらずセリフは読んでて楽しいです.もうケンジも50代ですね.最近の話は50代のリアルって感じがして勉強になります笑

東京喰種:re(16)完

東京喰種トーキョーグール:re 16 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

東京喰種完結巻.大団円で良かった...!ちゃんとカネキが幸せになってくれたのでゆうことないです.お疲れ様でした.

血界戦線Back2Back(1)~(5)

血界戦線 Back 2 Back 5 ―My Life as a Doc― (ジャンプコミックス) 

血界戦線!武器がカッコいい!技名が熱い!絵柄がカッコいい!キャラが渋い!ビバ内藤泰弘

マロニエ王国の七人の騎士(2)

マロニエ王国の七人の騎士 2 (2) (フラワーコミックスアルファ)

去年のこのマンオンナ編第1位のファンタジー.話作りが面白くて,続きが非常に気になりました.絵柄も可愛いし,読んでて楽しいです.

サマータイムレンダ(1)~(3)

サマータイムレンダ (ジャンプコミックス)

瞳のカトブレパス,鍵人の田中先生がジャンプ+で描いてるファンタジー・サスペンス.設定がワクワクするのはもちろん,ストーリーテンポも速く,さすがベテランっていう感じでした.間違いなく面白いです.

木根さんの1人でキネマ(5)

木根さんの1人でキネマ 5 (ヤングアニマルコミックス)

ハイテンション映画コメディ第5巻.オタクのめんどくさいところを的確に描いてて面白い.今巻はラブコメ編,回想編,バーフバリ編とバラエティに富んでる巻でした.

めしにしましょう(5)

めしにしましょう(5) (イブニングコミックス)

めしです.相変わらずセリフと画面の圧が強い.『千尋!!おい食うぞ千尋!!』とか勢いがありすぎて爆笑しました.

ダンゲロス1969(1)

ダンゲロス1969(1) (ヤンマガKCスペシャル)

ダンゲロスシリーズ最新作.キツめの下ネタと外連味の塊のような能力とアクションが魅力.『ちんことおしっこ...本当に強いのはどっちなんだッ⁉︎』

オリエント(1)

オリエント(1) (週刊少年マガジンコミックス)

マギの大高先生の最新作.少年漫画の熱い部分を丁寧にセリフで表現しているのでわかりやすかった.話自体はプロローグが終わったって感じなので次巻以降が楽しみです.

夜明けの旅団(1)

夜明けの旅団(1) (モーニングコミックス)

ナチス・ドイツが舞台のホラーアクション.ギャップのあるキャラ同士の対比が秀逸で,とても魅力的に描かれてました.ド派手なロードアクションも脳髄に響く.

はしっこアンサンブル(1)

はしっこアンサンブル(1) (アフタヌーンコミックス)

げんしけんの木尾先生の合唱漫画.工業高校あるある,合唱ネタ,オタク描写など随所に散りばめられた小ネタにニヤリとさせられた.不器用なキャラクター同士の関係性が今後どうなっていくのか楽しみ.

金剛寺さんは面倒臭い(2) 

金剛寺さんは面倒臭い (2) (ゲッサン少年サンデーコミックス)

『断言するッ‼︎ハグにはそれだけの力があるッ!!』漫画的に新しい手法がふんだんに使われていて楽しい.今巻は非常に印象的なシーンがあって感動した.物語だけでなく,とよ田先生自身の熱量を感じました.

魔法が使えなくても

 

魔法が使えなくても (FEEL COMICS)

燻っている若者たちの青春群像劇.関係性にフィーチャーして物語が進んでいくが,キャラと感情がしっかりと魅力的に描かれているので非常にストンと入ってくる.キャラ同士の対比も丁寧に構築されていて,凄まじい技量を感じました.

最近読んだ漫画:2018/4

スピーシーズドメイン 8 (少年チャンピオン・コミックス)

このブログも書きはじめて早いもので1年経ちました.やっぱり書いとかないと読んだ漫画を端から忘れてしまうので,なるべく続けていきたいですね〜

 

  今月読んだ漫画

きのう何食べた?(1)~(11)

きのう何食べた?(11) (モーニングコミックス)

アラフィフゲイカップルの料理漫画,といってもBL描写は全くなく,日常パートと料理の描写がメインです.漫画としてももちろんすごく面白いけど,料理の描写が丁寧でレシピ本としての価値も非常に高い漫画でした.よしなが先生の他作品もそうですが,セリフのテンポが小気味好くキャラクターが会話しているだけで楽しいですね.

 

 

メランコリア(上)

メランコリア 上 (ヤングジャンプコミックス)

 道満晴明先生のショートショート最新作.キツめの下ネタからちょっとしんみりするエピソードが絶妙にブレンドされてて,独特の読後感が味わえます.

 

 

魔王城でおやすみ(7)

魔王城でおやすみ(7) (少年サンデーコミックス)

 魔王城に囚われた姫の睡眠ドタバタコメディ,今巻は姫の保護者的ポジションだったあくましゅうどうしが姫ガチ恋勢へと豹変していて笑ってしまいました.あと毎巻表紙が可愛い!!

 

 

スピーシーズドメイン(1)~(8)

スピーシーズドメイン 8 (少年チャンピオン・コミックス)

別冊チャンピオンで連載中のラブコメ.普通の人間の他にエルフやドワーフなどの亜人種が共存している世界観で繰り広げられる惚れたはれたは読んでて非常に楽しかった.話運びも緻密で,キャラクターの魅力や関係性を最大限引き出すように配慮されてるなと感じました.あと,女の子なのにガッツリヒゲ生えてる土和ちゃんがめっちゃキュート!!野呂先生がデビュー前に自身のHPに描いてたWEB漫画も面白いのでぜひ読んでください.

  

春と盆暗

春と盆暗 (アフタヌーンKC)

ちょっと変わった男の子と女の子の短編集.どの話も世間の感覚とは少しズレたキャラクターたちが出てくるんですが,そのズレがちゃんと魅力的に描写されていて,とても引き込まれました.読後感もいいし,休日にカフェとかで読みたいですね.

 

 

狭い世界のアイデンティティー(1)(2)

狭い世界のアイデンティティー(2) (モーニングコミックス)

暴の力でのし上がる漫画家漫画.カオスな展開と創作者の熱量が混在していて読んでて読み応えがありました.浅野いにおなど実在する作家も登場してきてメタ的な面白さもあり,続きが楽しみです.

 

 

進撃の巨人(25)

進撃の巨人(25) (講談社コミックス)

今巻でまた雰囲気変わりましたね.今まではどちらかというと巨人に虐げられる側だったエレン達が攻勢に出たことで,大分話が動きそうです.過去編の途中で読むのやめちゃったよ〜って人も楽しめるのではないでしょうか.

 

 

バイオーグ・トリニティ(11)(12)

バイオーグ・トリニティ 12 (ヤングジャンプコミックス)

ちまちま買って読んでます.正直話は結構複雑で完全に理解しながら読んでる訳ではないんですが,それでも大暮先生の画面構成力と雰囲気で読ませてしまうパワーがありますね.どんどん能力のスケールが大きくなっていく感じも僕は好きです.

 

 

シスタージェネレーター

シスタージェネレーター 沙村広明短編集 (アフタヌーンコミックス) 

ちょい昔の沙村先生の短編集,パロディ多めのギャグが中心.女子高生がただダベってるだけの『制服は脱げない』が個人的にツボでした.エンタメとしてきちんと纏まっている良い1冊でした.

 

 

さすらいエマノン,續 さすらいエマノン

さすらいエマノン(リュウコミックス)

記憶を引き継ぎながら転生し続け,世界をさすらうエマノンのお話.少し哀愁漂う話と鶴田さんの画風がマッチしていて引き込まれました.というか僕は鶴田さんの絵が大好きなので,この人が作画をやっているだけで『好き!!』になってしまうのですが,まあそれは置いといて,漫画としてもすっきりしてて面白いです.

 

 

来月も読むぞ〜 

 

 

最近読んだ漫画:~2018/3

我らコンタクティ (アフタヌーンコミックス)

卒論に忙殺されて早4ヵ月,平和な日々を噛み締めています.

最近読んだ漫画,書いとかないと忘れちゃうのでそろそろまとめるぞ〜

【単行本で読んだやつ】

北北西に雲と往け(1)(2)

北北西に曇と往け 2巻 (HARTA COMIX)

北欧、アイスランドで探偵業を営む青年の日常を描いた作品で、主人公のおじいちゃんがえろかっこよかったです 2巻は話が進むと思いきやほぼアイスランドの観光ガイドで,クソエモなんだ.

ファイアパンチ(7)(8)完

ファイアパンチ 8 (ジャンプコミックスDIGITAL)

序盤から話題騒然だったファイアパンチも完結しましたね 感慨深いです

最終話は結構超展開でしたけど,話自体はきっちりまとめられてて読後感が良かったです

我らコンタクティ

我らコンタクティ (アフタヌーンコミックス)

2人だけのロケット開発ヒューマンドラマ、我らコンタクティ キャラクターの強さ、話のテンポの良さ、終盤の魅せ方どれを取っても素晴らしかった 飄々とした雰囲気ながらも、アツい展開がたまらねえ 

不滅のあなたへ(5)(6)

不滅のあなたへ(6) (週刊少年マガジンコミックス)

このマン3位の不滅のあなたへ 最近はフシの葛藤が中心に物語が進行していて、だんだん精神的にも成長してきたということなんでしょうか 続きが楽しみだ

ブラックナイトパレード(2)

ブラックナイトパレード 2 (ヤングジャンプコミックス)

ブラックコンビニバイトからサンタ見習いに転職、みたいな話です ギャグパートは面白かったんですが、たまにシリアスパートが挟まるわりにはシリアス部分のテンポが少し遅く、なんだかなーと思ってました が、2巻終わりでガッと話が動きました キャラクターの要素がわりとシンプルな分ギャグパートは素直に面白かったです

マギ(1)~(37)完

マギ 37 (少年サンデーコミックス)

マギ!!

完結したので一気に読んだら数週間マギ病に罹りました.

キャラクタの心情描写が厚くて,めちゃくちゃ感情移入できるんだ

ぼくはベリアルの迷宮の話がすきです

こんだけの数キャラクタがまるで生きているように動く漫画,なかなかないのでは

二匹目の金魚

二匹目の金魚

楽園連載のサブカル日常漫画,二匹目の金魚

独特の視点で世界を眺める,なんとな〜く笑ってしまうオムニバスが心地よかったです

無限の住人【新装版】(1)~(15)完

新装版 無限の住人(15)<完> (KCデラックス アフタヌーン)

去年映画化もしましたね(見てませんが)

時代背景に囚われすぎず,キャラクターとアクションで魅せられました

カブのイサキ(1)~(6)完

カブのイサキ(2) (アフタヌーンKC)

芦奈野先生の漫画は言語化するのが難しい…

世界観の描写が圧倒的で,読んでると漫画の世界に入り込んでしまったような錯覚さえ覚えます 貸してくれた後輩に感謝

死神!タヒーちゃん(1)

死神!タヒーちゃん 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

ポンコツ死神タヒーちゃんのデスコメディ

かふん先生の勢いのあるギャグに加えて所々のフェティッシュな描写がたまらねー

めぞん一刻【新装版】(1)~(15)完

めぞん一刻〔新装版〕(15) (ビッグコミックス)

言わずと知れた名作ですね,食わず嫌いしてましたが,泣かされてしまった

「お願い...一日でいいから、あたしより長生きして...」「もう一人じゃ生きていけそうにないから...」って,天才じゃないですか?

 

【単行本じゃないやつ】

アオイホノオ(1)~(18)

アオイホノオ(18) (ゲッサン少年サンデーコミックス)

大阪芸大で漫画家を目指す、島本先生の半自伝的作品 

サンデーうぇぶりで11月に一気読みしました トンコ先輩が可愛すぎる

 

来月も読むぞ〜〜