めいぜんぐらし

読んだ漫画やゲームの感想など垂れ流します

最近読んだ漫画:~2020/8

7~8月に読んだ漫画をまとめました。

 

最近BLにはまりました。おすすめ作品を@superatarimeにリプしてくれると喜びます。

 

最近読んだ漫画

スインギンドラゴンタイガーブギ(1)

スインギンドラゴンタイガーブギ(1) (モーニングコミックス)

まだ火薬の匂いの残る、終戦直後の芸能界で演奏する人々のジャズ・ストーリー。描かれているモチーフ一つひとつが表情豊かで、ページを眺めているだけでもかなり楽しい。読んでいると画面の構成物すべてが表情を持っているような感覚になる、表現力の高い作品。最近一番好き。

 

紛争でしたら八田まで(1)(2)

紛争でしたら八田まで(1) (モーニングコミックス)

各国を渡り歩き、チセイとプロセス技で紛争を解決する八田百合の漫画。国々が抱えるリアルな問題と、八面六臂の動きをする八田百合のバランスがちょうどよくて楽しい。作品内の紛争は現代に存在するものがそのまま描かれている(監修つき)ので、読むと勉強した気分になれるのもポイント。

 

きのう何食べた?(17)

きのう何食べた?(17) (モーニングコミックス)

近年ドラマ化もされた弁護士と美容師のカップルのごはん漫画。寄る年波とか、十数年連れ添ったカップルのバレンタインとか、生活の小さな変化やイベントを丁寧にすくい上げている良作。いつまでも読んでいたい。

 

よふかしのうた(4)

よふかしのうた(4) (少年サンデーコミックス)

不健康そうな女と夜とタバコってなんでこんなに合うんですかね...。

 

大ダーク(2)

大ダーク(2) (ゲッサン少年サンデーコミックス)

宇宙人をブッ殺せ!!!という最高のコンセプトの漫画。林田球のゲーム的世界観、コメディ、ホラーの融合。もはやこれは漫画ではなく大ダークである。

 

違国日記(6)

違国日記(6)【電子限定特典付】 (FEEL COMICS swing)

親を亡くした高校生と小説家の同棲譚。今巻は特に現実世界と心の内面の情景の切り替わりが美しかった。また27話では4つの時系列と3つの会話が入り混じった形で描写されていて、構成力の高さも凄まじい。

 

パルノグラフィティ

パルノグラフィティ (Kissコミックス)

『BEASTERS』の板垣巴留さんの日常エッセイ。普通のひとの普通の生活や悩みがつづられていて、作品とのギャップがおもしろい。ただ、やはり只者ではないと思わせるエピソードもちょくちょく入っていて、ファンにとってはうれしい一冊になっている。

 

ミスターズ(2)

ミスターズ~私の町のおじさんたち~(2) (コミックDAYSコミックス)

おじさんだらけの町内日常コメディ。話ごとに雰囲気や絵柄も微妙に違うのが魅力。おじさんの骨格の描写にただならぬこだわりを感じる。

 

ミツナリズム(1)

ミツナリズム(1) (モーニングコミックス)

口うるさい石田三成を描いた戦国コメディ。殺伐とした時代ながらも、ポップな読み味で楽しく読めた。時代背景の説明もわかりやすく、全体を通して読みやすい。

 

ハッピーマニア(1)

後ハッピーマニア(1)【電子限定特典付】 (FEEL COMICS)

ハッピーを求めてさまようカヨコ(アラフィフ)の恋愛活劇。自分の年代的にアラフィフの恋愛がちょうどよくファンタジーで、読んでいて楽しかった。前作『ハッピー・マニア』も気になる。

 

BEASTERS(20)

BEASTARS 20 (少年チャンピオン・コミックス)

肉食獣と草食獣が共存する社会の動物版ヒューマンドラマ。ヒョウとガゼルのハーフ『メロン』をめぐるストーリーが盛り上がってきていて、熱い展開が目立つ。174話でたいまつを掲げて立つレゴシは息をのむほどカッコよかった。

 

春風のエトランゼ(1)~(4)

春風のエトランゼ(4)【特典付】 (onBLUE comics)

フリーターと小説家のBL。最新刊は、愛にも涙にも全力な10代と安定感のあるアラサーカップルの対比が面白かった。不安定な中学生の魅力的な部分がこれでもかと描かれている。あと本当に絵が良い。4巻はちょうど第2部スタートということもあり、えっちシーンもないので万人にお勧めできる。

 

同級生

同級生 (EDGE COMIX)

まじめに、ゆっくり、恋をしよう。というコンセプトのピュアラブBL。まじめにゆっくり、という割にはめちゃめちゃキスするやんけ。という感想はともかく、全体をとおして甘酸っぱさに溢れていて、読んでいるこちらまで恥ずかしくなってしまった。絵柄のかわいさと色気の振れ幅もすごい。しょっちゅうキスするラブストーリーは読んでて楽しいですね。

 

新九郎、奔る!(1)~(4)

新九郎、奔る!(4) (ビッグコミックス)

鎌倉時代北条早雲を描く時代活劇。序盤は各勢力が入り乱れる応仁の乱が舞台。応仁の乱がこんなに複雑だとは読むまで知らなかった。いろんな人がいろんな思惑で動く展開がゆうきまさみ先生の物語の描き方とマッチしていて、じっくり腰を据えて楽しめる作品。